エスキモーってどういう人たち?

北極圏にすむ人々というと、エスキモーを思い浮かべることがまだまだ多いのではないでしょうか。
カナダの北部やアラスカ、グリーンランドなどに住んでいる先住民族を、かつては総称して「エスキモー」と呼んでいました。
しかし、この「エスキモー」という呼称を巡っては、いろいろな問題が起きています。
そもそも、「エスキモー」という言葉は、「かんじきを作る網を編む人々」という意味だそうです。
しかし、俗説で「生肉を食べる人々」が語源であるという説が広がり、カナダにおいてはこの「エスキモー」という呼称を差別用語に指定しました。
これ以後、日本においても「エスキモー」という呼称は徐々に使われなくなり、現在では現地の言葉で単に「人々」という意味の「イヌイット」という呼称が広く使用されるようになりました。
しかし、カナダの隣のアメリカ合衆国においては、「エスキモー」は差別用語とはされていないため、まだこの呼称が用いられているそうです。

ad

エスキモーの生活とは?

彼らの住居は、おもに氷や雪で作られた「イグルー」と呼ばれるものでした。
狩猟が生活の基盤であったため、犬ぞりやカヤックなどを利用して、獲物を追って移動する生活を送っていました。
伝統的に生肉を食し、また、クジラの肉を食べる習慣もあることから、国際捕鯨委員会によって、先住民生存捕鯨枠という、クジラの捕獲の割り当てが認められています。
現代では、欧米風の家に住み、欧米風の食生活を送るエスキモーたちも増えてきています。

ad