北極圏の自然

この厳しい北極圏の自然とは、どのようなものなのでしょう。
ここでは、その特色ある大自然をご紹介しましょう。

ad

氷山

北極の景観でまず思いつくものは、氷山ではないでしょうか。
南極のものとは違い、とがった形をしているのが特徴です。
この形の違いは、南極のものは大陸の棚氷が押し出されたものが多いのに対し、北極のものは氷河が流れ込んでできるためと言われています。
北極圏の氷山は、北大西洋でのみ見られ、太平洋などで目にすることはできません。

ツンドラ

一番温かい月の平均気温が摂氏10度を超えることがない、寒帯に属する気候区で、永久凍土が広がっています。
シベリアやグリーンランド、アメリカ大陸北部などに分布し、一年の大半を氷や雪で覆われている地域です。
夏になると、一部の永久凍土が溶けて、地衣類や蘚苔類などに覆われることがあります。
もともとは、この蘚苔類をツンドラと呼びます。

白夜

夏季、真夜中でも太陽が沈まず、あるいは沈んでも薄明るい状態が続く時期のことを言います。
日本語ではもともと「はくや」と読まれていましたが、加藤登紀子の「知床旅情」のヒットで、「びゃくや」という読み方が一般的になりました。

極夜

冬季、昼間でも太陽が地平線の上にのぼらない状態が続くことを言いますが、一部の地域で1日に数時間太陽がのぼる場合も、極夜と呼ぶこともあります。
北極圏においては、例年11月の終わりから2ヶ月間、この状態が続きます。
この時期は、1年でも一番美しいオーロラを長時間にわたって見ることができます。

ad